Archive for 11月, 2011
勝島王冠
大井競馬場で開催される重賞競走・勝島記念。格付けはS3のダート1800mにレースです。創設されたのは2009年と新しく(それ以前は準重賞・勝島賞として
実施されていました)、年末に行われるダートの大レース・東京大賞典の前哨戦として期待されています(本レース1着馬に東京大賞典の優先出走権が与えられます)。
さて創設からまだ2回と、傾向というようなものは掴み難いレースではあります。1番人気、2番人気の決着という非常に手堅いレースになることもあれば、2010年
のレースのように10番人気のスーパーパワー号の優勝という波乱もあるレースなのです。しかもダート競走は基本的に先行有利の競馬になりやすく、しかも大井競馬場の
ダート1800mというと、これも先行有利の傾向の強いコースであるにもかかわらず、本レースは後方からレースを進めた馬が好成績を残しています。特に追い込み馬
での決着となった年もあり、特殊なレースとして、記憶しておいた方がいいかもしれませんね。
駿蹄賞
例年5月に名古屋競馬場で開催される「駿蹄賞」は地方競馬重賞レース・SP1格付けのレースで、このレースでの勝馬には優勝賞金として150万円が贈呈されます。
条件をみてみると、ダート1900mコースで行われ、東海地区に所属しているオープン馬3歳に出走資格があります。
このレースはアングロアラブのレースとして1962年に創設されたレースで、1966年の開催からサラブレッドのレースに変更されました。
1991年の開催からは東海3冠レースの第1戦として位置付けられています。
これまでに牡馬7勝、牝馬3勝という成績で牡馬の方にやや分があるという状況です。
地区別に見ると、愛知所属7勝、笠松所属3勝と直近十年では愛知勢が優勢な状況になっています。
1番人気馬については直近五年で2着1回、3着1回と全く信頼がおけない状況です。
2008年の開催では単勝1.1倍という断然人気に支持されたサチコゴージャスが4着に敗退し、大波乱を起こしているなど非常に波乱模様のレースになっています。
名古屋1900mコースは3コーナー過ぎのスタートで、コースは1周半回る形態ですが、小回りコースで紛れが出やすく、このような波乱の要因となっているのかもしれません。
兵庫チャンピオンシップ
例年5月に園田競馬場で開催される「兵庫チャンピオンシップ」は地方、中央交流重賞・Jpn2格付けのレースであり、このレースの勝ち馬には優勝賞金として2800万円が贈呈されます。
条件を見ると、ダート1870mで行われ、中央または地方に所属する3歳馬に出走資格がある指定交流レースです。
創設は2000年で交流重賞レースとして創設されたレースで、2004年の開催からJpn2で開催されています。
例年6月開催のユニコーンステークス、兵庫ダービー、7月開催のジャパンダートダービーの前哨戦という位置付けがあるレースで、中央競馬所属のの有力なダート馬が大挙参戦してくるレースです。
またJRAが開催する日本ダービーの裏ステップレースという位置付けもあって、2009年に出走したゴールデンチケットや2010年に出走したバーディバーディなど、ダービーを目標としていると思われる馬が参戦してきた
場合には要注意です。
直近10年でJRA所属馬の10勝と圧倒的な優位性があります。
兵庫ダービー、菊水賞と合わせて兵庫3冠レースとされるレースなのですが上記の傾向もあり2001年のロードバクシン以来3冠馬は出ていないのです。
2コーナーポケットがスタートとなるこの1870mコースは特有のオーバルコースで、これが苦手という馬もいますから大飛びで不器用な馬は苦手と考えられます。適正をしっかり見極める事に要注意と言えるでしょう。
川崎マイラーズ
例年五月に川崎競馬場で開催される「川崎マイラーズ」は地方競馬重賞・S3格付けのレースで、このレースの勝ち馬には優勝賞金として1200万円が贈呈されます。
このレースはダート1600mコースという条件で行われるレースで、南関東競馬所属のオープン馬・3歳以上が出走する事ができるレースです。
このレースが創設されたのは2009年で、将来短距離路線でトップを目指したいと目標を持ったマイラー馬が一堂に介する、チャレンジレースとしての役割も持っているレースです。
直近3年の傾向は比較的堅めの傾向で、1番人気馬が2勝、3着以内には6番人気以下の馬はおらず、非常に堅い傾向といえるでしょう。
2011年の勝馬ザッハーマインが唯一の牝馬勝馬です。
交流重賞レースで活躍できるほどの実力がなくては古馬牡馬と互角にわたりあうのは困難だといえるでしょう。
川崎競馬場の1600メートルはスタートが4コーナーポケットにあり、ちょうどコースを1周回る形のコースになっています。
クセのないオーバルコースですから大きな紛れが怒る事は稀で、上記のような堅い決着となる傾向の要因となっていると言えるでしょう。
のじぎく賞
例年五月に園田競馬場の開催される「のじぎく賞」は地方競馬重賞競走の一つであり、このレースの勝ち馬には優勝賞金として350万円が贈呈されます。
このレースはダート1700mコースという条件で行われるレースで、全国地方競馬所属のオープン馬・3歳牝馬が出走する事ができる全国交流レースとなっています。
創設されたのが1963年と、非常に伝統のある3歳牝馬重賞レースとなっています。
2000年の開催からはアングロアラブ系レースからサラブレッド系レースに変更されました。
2010年の開催から全国交流レースとなり、同年は笠松所属のエレーヌが勝馬となっています。
これまで1番人気の馬が3連勝しており、直近五年でも連対率100%となっており荒れる傾向は見られません。
園田1700mは向こう正面半ばのスタートとなりコースを1周半回りますが、小回りコースでもゆったりとしたつくりですから、大きな波乱レースはほとんどないのかもしれません。
コスモバルク記念
例年5月に門別競馬場で開催される「コスモバルク記念」は地方競馬重賞・H2に格付けのレースであり、このレースの勝ち馬には優勝賞金として1300万円が贈呈されます。
このレースは1800mコースという条件で行われるレーsうであり、地方競馬所属の3歳場が出走する事のできる地方交流レースとなっています。
レース名のコスモバルクとは門別競馬所属で、地方競馬に所属している馬では初めて国際G1レースであるシンガポール航空インターナショナルカップを制した名馬で、この馬の功績を称え2011年に創設されたレースとなっています。
スタリオンシリーズの一つとして開催されるレースで、2011年はコンデュイット賞として開催されました。
この時の勝ち馬は2010年の道営3冠馬であるクラキンコでした。
門別1800mコースは4コーナー後の直線中央辺りがスタートでコースを1周回るコース形態です。
クラキンコは先行して、あとは横綱相撲で勝利したのを筆頭に、正攻法で決まってしまうレースですが差しが決まることもよくあるレースです。
エトワール賞
門別競馬場の五月に開催される地方競馬重賞レースの「エトワール賞」はH3と格付けられており、優勝馬には150万円の優勝賞金が出されます。
このレースの条件を見てみると、ダート1200mコースで行われ、全国の地方競馬に所属するオープン馬・3歳以上に出走資格がある全国交流競走です。
2001年の創設されたこのレースは以前は旭川・札幌の1000mコースで開催されていたのですが、2010年の開催からは現行条件となっています。
他地区からは2010年、笠松所属馬のラブミーチャンが勝ち馬となっています。
傾向としては牝馬が健闘しており、2007年の開催から5年連続牝馬優勝となっています。
交流重賞レースである北海道スプリントカップのステップレースとしても位置付けられており、2008〜2010年には3歳牝馬が勝利し快速スピードが古馬相手にも通用する傾向があります。
門別で開催された直近3年のレースでは1番人気が2回連対をしており、割と堅い傾向のレースでしたが2011年の開催では4−5−8番人気の決着になり中波乱になりました。
ラブミーチャンのような抜けて強い馬がいない場合には要注意でしょう。
かしわ記念
例年5月に船橋競馬場で開催される「かしわ記念」は地方、中央交流重賞レース・Jpn1格付けのレースで、このレースでの勝ち馬には優勝賞金として6000万円が贈呈されます。
条件をみてみると、ダート1600mコースで行われ、中央または地方競馬に所属する4歳以上のサラブレッドに出走資格があるレースです。
このレースは1978年の創設ですが、1997年の開催からは交流重賞レースに格上げされ、2005年の開催で船橋競馬場のレースとしては初めての交流G1レースに認定されたレースで現在に至っています。
これまでにアジュディミツオー・ブルーコンコルド・エスポワールシチー・フリオーソなどのトップクラスのダートマイラーが集結するレースであり、直近10年の開催では中央競馬所属馬が6勝、船橋所属馬4勝と、地方の馬達もなかなか健闘をしている状況です。
このレースは通例として柏餅を食べる5月5日に開催されます。ゴールデンウイークの最後を飾る交流G1レースでもあり、全国から多数の客が集まってくるレースです。
船橋1600mは直線の後半からスタートしコースを1周回るチャンピオンディスタンスとなっており、紛れが発生する事はさほど無い良質なコースといえます。
しかしきついコーナーがあるのでインを起用に周ってこれる馬が台頭してくるレースとなっています。
福永洋一記念
例年五月に高知競馬で開催されている「福永洋一記念」は地方競馬重賞競走の一つで、このレースの勝ち馬には優勝賞金として50万円が贈呈されます。
このレースはダート1600mコースで行われるレースで、四国競馬所属のサラブレッド系オープン馬4歳以上によって争われるレースとなっています。
多くの大レースを制しながら落馬事故によって騎手引退を強いられる事となった福永洋一騎手が少年時代、両親を亡くし高知競馬の厩舎で引き取られて過ごしていたという事が、騎手を目指すきっかけになったという事で、福永洋一の長男、福永祐一騎手がこのレースの開催を提案し、2010年に実現したのです。
高知1600mは3コーナーポケットにスタートがあり、即座に4コーナーがあるため内枠の有利傾向が強いコースです。
しかし2011年の開催では7,8枠の馬で1〜4着が占められており、2010年の1、2番人気の決着のあと、2011年の開催では人気馬がまとめて敗退するなど、非常に傾向を読むのが難しいレースです。
羽田盃
例年五月に大井競馬場で開催される「羽田盃」は地方競馬重賞レース・S1格付けのレースで、このレースの勝ち馬には優勝賞金として3500万円が贈呈されます。
このレースはダート1800mコースという条件で行われるレースで、南関東競馬所属のオープン馬3歳が出走することができるレースです。
南関東公営競馬・3歳クラシック3冠レースの1冠目を飾るレースとして1956年に創設されたレースです。
2冠目となる東京ダービー、3冠目となるジャパンダートダービーの優先出走権が付与されるレースです。
直近10年では船橋競馬所属馬が6勝するなど優位な状況になっています。
地元である大井所属馬が2勝、川崎所属馬も2勝、浦和競馬所属馬の優勝は1995年のヒカリルーファスまで遡らなくてはなりません。
直近五年の1番人気馬の成績は1着2回、2着2回、3着1回と上位着実ではありますが微妙に勝ちきれていない印象です。
大井1800mはゴール前200m地点がスタートで、外回りのコースを回る形態でごるまえは非常に白熱するレースです。
先行馬が割と安定して勝利しているイメージなのですが10番手以下の位置取りから強烈に追い込んでくるケースもあるので差し・追い込み馬を侮ることはできません。