Archive for 12月, 2011

馬は馬券に絡んでいません

福山競馬場で開催される地方重賞レース、福山牝馬特別というレースは文字通り牝馬限定のレースです。

優勝馬には賞金として250万円が贈られ、ダートの1600mマイル距離を牝馬たちが駆けることになります。

北陸、東海、近畿、中国地方に所属する4歳以上の牝馬たちによるレースとなり、以前は、園田競馬場で開催されていた兵庫牝馬特別に変わり、サラブレッドレースとして2009年からは福山競馬場に開催場を移して行われています。

このレースに勝利すれば、G1のヴィクトリアマイルのトライアル、阪神牝馬ステークスや福島牝馬ステークスへの出走権が与えられます。

2011年開催を制したゴールドピアースは、阪神牝馬ステークスに臨みますが好成績を収めきれていません。

かつて兵庫牝馬特別だった時期からみても、他の地区の勝利馬はチヨノドラゴンのみとなっています。

このレースでは最上位人気が特に強く、そしてコース上外側が一番有利に働くという傾向があります。

過去の開催を見ても、3枠よりも内側の馬は馬券に絡んでいません。

馬がキャリアを重ねるごとに強くなる傾向

北海道の帯広競馬場で開催される地方重賞、チャンピオンカップはばんえい競馬の一戦として開催されます。

優勝馬には賞金として80万円が贈られ、ストレートの200mを走るレースとなっています。

このチャンピオンカップが開催される年の間に、重賞レースを1勝以上勝利している馬にエントリー資格が与えられており、4歳以上のばんえい馬がレースを繰り広げます。

3歳を経て、実力も完成に近づく4歳馬たちが集う一戦になり、このばんえい競馬では馬齢を積んだ馬がキャリアを重ねるごとに強くなる傾向がありますが、この地方重賞は馬齢やクラス毎にハンデが異なるため、割と若い4歳馬や5歳馬の勝利も見られました。

最近では、ハンデ重量も740kgの5歳馬のツジノコウフクが、カネサブラックやナリタボブサップなどの強豪たちを破っての勝利がありました。

しかし、2009年から2011年までの3年間はカネサブラックの連覇となっています。

年を重ねるごとに強さを増していくカネサブラックは、同年のチャンピオンカップを制して重賞6連勝という快挙の道を激走中です。

このチャンピオンカップもあと3連覇ぐらいいけそうな気もしてきます。

そうなると、このばんえい競馬の歴史に新たな1ページが加えられることになるでしょう。

優勝争い

愛知の名古屋競馬場で開催される地方重賞に梅見月杯というレースがあり、優勝馬には賞金として300万円が贈られます。

ダートの1900m中距離コースで開催され、北陸、東海、近畿、中国地方の所属馬たちを対象に優勝争いが繰り広げられます。

2000年に誕生した割と新しいレースで、2010年までは1800mという距離で開催されていました。

この距離変更以外に特に変わったところは無く、2003年からは対象地区の交流重賞として開催されています。

交流重賞になって兵庫馬のベストタイザンが唯一の他地区からの勝利馬として上がりました。

それまで殆どは地元名古屋競馬所属馬の優勝独占状態が続いていました。

過去5回の開催だけ見ても、1番人気の活躍が少ないことから少し波乱展開がみられるレースなのかもしれません。

名古屋コースでは先行と差し馬での決着が多く、レース展開によってベストな軸馬を選び出したいものです。

レース誕生からの歴史も古い

船橋競馬場で開催される、年明けの翌月2月になる地方重賞に報知グランプリカップというレースがあります。

ここで優勝すると賞金として1200万円が贈られ、南関東競馬に所属する4歳以上の古馬たちを対象にレースが行われます。

レース誕生からの歴史も古く、当時はサラブレッド種とアングロアラブ種の混合重賞として開催されていました。

1999年からは、現在行われているルールで開催となっています。

このグランプリはダイオライト記念へのトライアルとなっており、上位2着までの馬には優先出走権が与えられます。

同時期に大井競馬場で金盃レースが開催されるので、有力馬は双方に分散する傾向が見られます。

過去10年間の開催を見ると、大井馬は優勝1回、川崎馬は優勝2回という結果で、地元船橋馬が特に優勢となりそうです。

このレースでは特に4歳へ上がったばかりの馬に目を見張るものがあり、過去10年でも3勝を挙げています。

ただ、7歳というベテランも3勝を挙げていることから、幅広い年齢を見た方がよさそうです。

船橋コースはコース形状とスタート位置から、実力を出しやすいコースとなっています。

一般人を対象としたレース

佐賀競馬場を舞台とする地方重賞で飛燕賞というレースがあり、1着になると優勝賞金として100万円が贈られます。

ダートの1800m中距離レースとして、九州に所属する3歳馬を対象とした重賞レースになります。

2005年に3歳馬となった馬たちに対しての路線として誕生しました。

一般人を対象としたレース名募集のところ、春の季節に飛び勇む燕という事から飛燕賞と名付けたと言います。

そして、優勝馬は九州ダービー栄城賞への優先出走権が与えられます。

このレースでは牝馬が圧倒的に優勢傾向を保っており、過去5回の開催で3回も牝馬が勝利しています。

2010年と2011年の開催では、上位4着までを牝馬が全て占領するという恐ろしい結果も出ていますから、牝馬を特にマークしたほうがよさそうです。

そして、割と1番人気常勝という傾向もあるようですから、あまり高配当は期待できないレースとなるでしょう。

佐賀コースは雨天で難易度がかなり上がるので、不良コースにも強い脚を持つ馬が有利かもしれません。

おなじみの竹園オーナー

九州で誕生したレース馬に限る地方重賞に霧島賞というレースがあります。

以前は九州産馬限定というルールでの天皇賞的なレースを行っていたのですが、1997年からは地方重賞になっています。

最初は佐賀競馬場、荒尾競馬場、中津競馬場の3会場でレース開催を行っていましたが、今では熊本の荒尾競馬場での開催に落ち着いています。

特に条件変更も無く、九州産馬限定の1000万円以下クラスというエントリー条件となっています。

九州で生まれ育った馬なら中央馬でもエントリー可能で、地方重賞に変わってからは7頭もの九州中央馬が勝利しています。

九州産馬として特に注目なのは、ティエムと言う冠名でおなじみの竹園オーナーです。

過去のレースを見ても、ティエムミゴテカやティエムハエドー、ティエムヨカドー、ティエムジカッドという4頭の馬が9回馬券対象となっています。

過去5回開催の中で、馬券圏外となった開催年はありません。

2008年の開催では、ティエムジカッド、ティエムミゴテカ、ティエムヨカドーの3頭が上位圏内を占領するという快挙を成し遂げていますから、最強のティエム率いる竹園オーナーからは目が離せません。

割と人気馬での決着が多い

唯一、地方競馬場で芝コースを導入している盛岡競馬場、その競馬場をコースとして地方重賞のせきれい賞が開催されます。

芝の2400mという長距離重賞で、2003年からは全国の地方競馬場を対象とした交流重賞が開催されています。

かつては岩手馬が優勢でしたが、川崎馬や北海道馬が台頭してきて近年からは岩手馬の優勢傾向は崩れつつあります。

過去の開催を見ても、1番人気での勝率が高く、割と人気馬での決着が多いことが分かります。

芝の2400mというコース自体、あまり使われることが無いため騎手も慎重を期さないといけないのかもしれません。

人気薄から狙い目となるのは、近年から徐々に好成績を挙げてきている地方遠征組です。

岩手馬たちは、コース適性もある程度把握できていますが、他の遠征馬たちは適性を掴めていません。

遠征馬たちの地元にはダートコースしかないので、芝のレースをあまり経験したことのない馬がほとんどだと思います。

マチカネカミカゼという馬を例にあげますが、この馬はアグネスタキオンという父馬から産駒として誕生した馬で、中央に在籍していた時期はキレのある脚を活かして準オープンクラスまで上り詰めた馬です。

ところが、地方に移ってダートレースを繰り返すうちに結果が伴わず、低人気に終わる結果となっています。

このような元中央馬には注意したいところです。

くろゆり賞

地方の笠松競馬場で開催されるくろゆり賞は、2011年開催で記念すべき40回目の開催となります。

そして同年のレースでは、元中央馬のシャドウストライプが圧倒的な1番人気に推されましたが、スタートからのミスにより後続を抜けられず8着に敗れています。

レース結果は4番人気のフジノアサハタ、2番人気のリーヴザネスト、3番人気のエーシンエヴァンという着順になり、1番人気が抜けているので当然波乱決着となっています。

地方レースは、中央レースよりも人気が偏り易くこのように上位人気馬が外すことで高配当が出易い所があります。

過去の開催を見ても、1番人気が勝利している開催年には本命での人気馬決着となっていますが、その1番人気が馬券を外している年では、どの開催でも波乱決着となっています。

2008年の勝利馬であるロードバクシンは当時7番人気での勝利で、2009年の勝利馬であるミツアキタービンは、ダイオライト記念やG1のフェブラリーステークスでも好成績を収めながら、5番人気での勝利でした。

このように、人気薄でも過去に好成績を収めている馬が勝利していることから、人気薄の実績にも注目したいところです。

地方重賞で北斗賞というレース

1993年に誕生した地方重賞で北斗賞というレースがあります。

北海道のばんえい競馬にある重賞レースですが、元々は地方競馬全国協会会長賞という名目でレースが行われていて、今までは5月開催でしたが後に7月開催へと変更になりました。

過去には大会3連覇を成し遂げたスーパーペガサスや牝馬最強のサダエリコなど、数々の名馬が名を連ねております。

2011年開催は、ばんえい記念やばんえいグランプリを制覇しているニシキダイジンが圧倒的1番人気で勝利しています。

このことからみても、他の馬とは各が違う圧倒的な強さを持つ人気馬を選んだほうが無難と言う事なのでしょう。

2009年から2010年開催は、1番人気のカネサブラックが圧勝していますし、2008年開催はナリタボブサップ、2007年はミサイルテンリュウといずれも1番人気での勝利となっています。

まさに、1番人気馬こそ勝利するレースと言っても過言ではないでしょう。

馬券戦略としては、言わずとも分かっているでしょうが、1番人気を常に中心に考えてむしろ2着にどの馬が来るかという事を予想する方がいいかもしれません。

休養明けには割と強いほう

南関東競馬の地方重賞の一つにスパーキングサマーカップというレースがあります。

地方の川崎競馬場をコースとして、ダートの1600mマイルを走り抜けます。

2011年の開催は、中央競馬からインポートされてきたベルモントルパンが低人気からの勝利を果たし、2着には7番手のウツミランカスター、3着には12番人気のザグが飛び込んで大波乱決着のレースとなりました。

2007年開催から、2010年開催までは上位人気馬の1番人気から3番人気までのどちらかが必ず上位圏内入りを果たしていましたが、コース不良の影響があったとはいえこの結果にはびっくりでした。

元中央馬であるベルモントルパンは、アジュディケーティングという父馬を持ち、中央では芝レースをメインに走っていましたが、休養明けには割と強いほうで地方でも十分に通用すると考えられたのでしょう。

このレースのトライアルとして、スパーキングサマーチャレンジというレースがあり、かつてマクロプロトンがここを経て本番も勝利しています。

ダートの1600mマイルコースと言う事で、本番とも条件が一緒なので好走した馬には注目が行くと思います。

川崎競馬場での開催の中で、今のところ船橋馬が7勝、笠松馬が1勝を上げています。

このことから、船橋馬優勢であることが伺えるでしょう。

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